ado1854の日記

日常の出来事や季節の行事を書きながらキャラクター雑貨を買いたい人・使いたい人の目線で詳細をレポートします。

今日は半夏生!!

今日は7月2日半夏生です。

半夏生「はんげしょう」と読み、夏至から数えて11日目。

半夏(カラスビシャク)という毒草、薬草?が多湿で不順な季節に生える頃とされています。

農業が中心だったころの日本では半夏生は大切な節目の日でした。夏至を過ぎて半夏生に入るまでに田植えを済ませていたそうです。天候不順で作業が遅れていたとしても、半夏生の日以降は田植えをしない習慣があったり、半夏生の間は農作業を休みにするという地方もありました。今のように機械化されていない時代の田植え(農作業)は、かなりの重労働だったので田植えで疲れた体を癒すためにまとまった休息をとるためのに昔の人の知恵だったのでしょう。

半夏生にはいろいろな言い伝えがあるみたいですがそれはそれとして、おもに関西(私は大阪)でこの日にタコを食べる習慣があります。節分の日に恵方巻を食べたり、土用の丑の日に鰻を食べたりするようなものです。一説には田に植えた苗が、タコの足のようにしっかりと根付くようにとの願いを込めたもののようです。それならイカの方が足の数が多いのでイカがいいと思うのですが、屁理屈でしょうか、すみません。

スーパーのチラシにー【半夏生 7月2日は半夏生・多幸(たこ)の日です】とありました。なるほど!田に植えた苗がタコの足のように根付くよりも多幸(たこ)の方がガッテンガッテンです。

以前は庶民の食べ物というイメージのタコですがスーパーの魚売り場に並んでいるのは100グラム298円と焼き肉並みの値段です。去年は特売で100グラム98円とかもありましたが今年は特売でも100グラム198円です。家でたこ焼きパーティーなどできません。屋台のたこ焼き屋さんお願いですから値上げしないでくださいね。

なぜ、ここまでタコが高騰しているのか?というとアフリカのタコの不漁と日本食のブームでヨーロッパやアメリカでも食べられるようになって高級食材のようにどんどん値上がりしているらしいです。去年の7~8割くらい上がってるとのことです。

庶民の味「たこ焼き」このまま価格高騰が続けば手の届かない遠い存在になってしまうかもしれません。

せめて1年に1回の半夏生には湯でタコの刺身を冷蔵庫で冷やして、足の先とか頭はきゅうりとあえて また、ぶつ切りにポン酢をかけたものをあてに冷酒かビールを飲みたいな~!!

ちなみにタコには「タウリン」という栄養素が多く含まれています。タウリンには・疲労回復 ・肝機能の強化 ・高血圧の改善 ・悪玉コレステロールの除去 ・新機能の強化 など、さまざまな効能があります。栄養ドリンクにも「タウリン配合」とあります。

蒸し暑いこの時期にタコを食べて疲労回復と多幸になりましょう!!